ぎっくり腰の症状と対処方法とは？

ぎっくり腰の痛みと特徴。痛みや症状の強さの違いについて

ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、腰の捻挫の一種です。突然の激しい痛みが特徴で、場合によっては動けなくなるほどの痛みに悪化することがあります。

痛め方には以下のようなパターンが考えられます

・腰の関節を痛めてしまう

・靭帯を傷めてしまう

・筋肉を痛めてしまう

・骨盤の関節を痛めてしまう

また、ダメージのレベルによって症状も異なります。軽度の場合は「歩けるけど腰を反らせない」「前屈ができない」といった状態です。中度では、動かなくても腰に痛みを感じ、重度になると身動きが取れず、歩くことも困難になることがあります。現在感じている症状が軽度であっても、しっかりとケアを行わないと、重度のぎっくり腰に進行するリスクがありますので、早めに正しいケアをすることが大切です。

ぎっくり腰になってしまう原因について

ぎっくり腰は、さまざまな原因が組み合わさって発症することが多いです。

主な原因としては、以下のようなものが挙げられます

・体調の変化

・成長期、体重の変化、月経などの健康状態の変化

・恐怖や不安などの感情による影響

・家族からの遺伝

・筋力の低下や間違った身体の使い方をしている

・ストレスや仕事、部活動でのプレッシャーを感じる

・睡眠不足や運動不足

・筋肉、関節、椎間板などの組織が傷ついている

これらの要因が日常生活の中で積み重なり、ぎっくり腰を引き起こします。

ぎっくり腰になった時の対処方法と気を付けるべきポイント

ぎっくり腰になってしまった場合、まずは痛みが出た時に行っていた行動を中断してください。行動を続けることで、軽度の痛みでも損傷が進行する可能性があります。無理をせず、まずはゆっくり休むことが大切です。

次に、どの動作で痛みが出るかを確認してください

「立ち上がることはできるか？」

「ちゃんと歩けるか？」

「座ることができるか？」

これらの動作を確認し、痛みが強くなる動作は避けてください。

もし動くことができないほどの痛みを感じた場合は、横向きに寝て膝を曲げ、身体を丸める姿勢を取ってください。また、急性期には炎症が進んで、痛みが強くなることがあるので、炎症を抑えるためにアイシングが効果的です。タオルで包んだ保冷剤を痛いところに当て、1回あたり10〜15分程度冷やしてください。冷やすときは凍傷に気をつけて、少し時間を置いてからまた冷やしましょう。

発症してから数時間から数日間は、お酒を飲んだりお風呂に入ったりするのは控えましょう。血の巡りが良くなって、炎症が悪化することがあります。また、自分で痛いところを揉んだりせず、早めに当院にお越しください。

ぎっくり腰の回復期間の目安

ぎっくり腰の回復には個人差があります。症状の重さや痛めた程度によって、回復にかかる時間も変わってきます。安静にすることで痛みは和らぎますが、ただじっとしているだけではなく、適切なタイミングで少しずつ体を動かし始めることが大切です。

ある程度時間が経ち、痛みが和らぎ始めたら、筋肉が固まらないように、可能な範囲で少しずつ身体を動かしましょう。長期間安静にしすぎると、治るのに時間がかかることがあります。早期改善を目指すためには、初めの1週間は毎日の来院が理想的です。

その後は、手技療法や運動療法を取り入れながら、1日おきの頻度で施術を行います。痛みが軽減してきたら、筋力トレーニングを行い、痛めた筋肉を補強し、再発しにくい身体作りを目指します。

回復期間は、ダメージのレベルによりますが、3週間から2ヶ月程度が一般的です。

ぎっくり腰にならないためには！

ぎっくり腰を防ぐためには、日常生活にちょっとした工夫を取り入れることが大切です。まずは、姿勢に気をつけて、軽い運動を取り入れて、腰まわりの筋肉を鍛えることも効果的です。これで腰が安定し、ぎっくり腰を予防しやすくなります。また、重いものを持ち上げるときは、腰だけでなく膝を使って体全体で支えるようにし、無理な動きを避けることがポイントです。さらに、睡眠不足やストレスがあると筋肉が緊張し、ぎっくり腰の原因になることもあるので、十分な休養とリラックスを心がけましょう。

日頃からちょっとしたことに気をつけるだけで、ぎっくり腰のリスクをぐっと減らすことができます。

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当院では、患者様のことをよく知り寄り添うことを大切にしており、痛みや症状は一人ひとり違うので、患者様に合った治療を行っています。また治療に特化した医院で、他院では改善されない痛みも根本改善します。少しでも体に痛みや違和感がございましたら、加古川・明石にある整骨院【てんま整骨鍼灸院】へご相談ください。

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