旅立ちの日
喪主として凛とした姿で旅立ちを送ろうと決めていました。
出棺前に合掌した手を握りしめた時、込み上げた感情が爆発し溢れ返りマスクを濡らした今日を忘れません。
約15年に及ぶ闘病生活で苦しい、辛いを傍で見てきた中で『生きる』という事を教えてくれていたんだと感謝の念に堪えません。
支えてくださった方々により、
最も憧れ、尊敬し、最大のライバルでもあった父の旅立ちを思い残すことなく送ることができましたこと心より御礼申し上げます。
金曜より、診療に戻りますので宜しくお願いいたします。